個人事業主が法人化にするタイミング

個人事業主の方は、「仕事をもっとこなすためにも、法人化したい」と考えている方が多いと思います。せっかく、個人事業主として仕事をはじめたのだから、「もっと、大きな仕事をしたい」「もっと、収入を増やしたい」と考える方も多いでしょう。
法人化すれば、社員などを雇いながら仕事を進めることもスムーズになりますし、経営者としても仕事が行いやすいでしょう。
しかし、法人化にしたいと考えていても、「いつ、法人化にしよう?」と迷われている方もいると思います。
では、個人事業主の方が法人化する際には、どういったタイミングで行えば良いのでしょうか。

まず、個人事業主の方で仕事が軌道に乗ってくると、「今すぐにでも、法人化したい」と考える方がいると思います。
しかし、法人化するにはデメリットもありますから、一時の状況で判断するのは危険。
法人化すれば、今までかからなかった費用なども発生しますから、これらも理解した上で進める必要があります。

まずは、利益が小さいうちは焦って法人化しない方が無難。利益が小さければ、法人化することでかかる税金が大きくなってしまいますからね。
万が一、赤字となっていても、法人化してしまえば毎年住民税として70,000円の支払いが課せられることになります。そう考えると、月の利益として50万円以上超えない限りは、法人化はまだ行わな方が無難でしょう。利益が50万円を超え、更に数カ月、数年その状況を維持出来る様になってから、具体的に法人化する計画を立てていくことで、のちのち後悔のない仕事へと繋げることが出来るでしょう。

このように、個人事業主の方で法人化に迷っている方は、焦って判断したり、気軽に考えて判断してしまうと後悔してしまうことになりかねません。冷静に状況を見極め判断し、将来設計を企てた上で進めていくのが、スムーズに個人事業主が法人化するコツだと言えるでしょう。

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