個人事業主として仕事を進めてきた方の中には、「そろそろ、仕事も軌道に乗ってきたし、法人化して仕事をしようかなぁ」と考えている方もいると思います。
仕事の状況によっては、「人を雇って、仕事をしたい」と考えている方もいるでしょう。
個人事業主から法人化するとなると、「今まで、頑張ってきて良かった」と感じる方もいるでしょう。
では、個人事業主の方が法人化した際には、どういったメリットがあるのか、ご紹介しましょう。
まず、大きなメリットとしては、取引先、金融機関などと取引を行う際、今まで以上に信用度を高めることが出来るでしょう。
法人化することで、金融機関からの融資なども受けやすくなります。一定以上の所得という条件がありますが、個人事業主よりも税負担が軽くなる可能性もあります。
税負担が軽くなれば、経営する上では嬉しいメリットですよね。
そして、法人化することで、自分の収入に関しても給与として受けることが出来るため、給与所得控除を利用することが出来ます。
今までの確定申告の苦労も、なくなるでしょう。
また、法人化することで退職金といった保障もつくことになります。
「将来不安だなぁ」と考えていた方も、法人化することで退職金によって安定させることが出来るでしょう。今まで、国民健康保険などに加入していた方も、社会保険に加入することが出来ますから、扶養家族がいる場合には家族の方も社会保険を利用することが可能となります。業種によっては、繁忙期などが異なるため「今まで、確定申告時期は大変だった」という方もいると思いますが、法時間すれば決算日は自由に決めることが出来ますから、スケジュールを立てやすくなるでしょう。
このように、個人事業主が法人化した際には、これらのメリットがあります。メリットを考えてみると、迷っている方も法人化に進めそうですね。